この作品はフィクションであり、実在の人物、団体、事件等とは
一切の関係がありません。また本文の内容と動画は関係ありません。
未曾有の国難を見事に乗り越えたオタクたちは、中野にフラウたちを招き、
世界同時中継付き大規模ＯＦＦ会を開いた。オタク達は、精一杯のおしゃれをし、
勇気を奮い起して外にでてきた自分達をみて、互いに眼を逸らせた。
多くのオタクたちの眼に涙が光っていた。
それからオタク達は、無茶苦茶に騒いで、盛り上がった。照れかくしだったのだ。
突然、会場と全宇宙に大歓声が沸き起こった。うるさい御大連中が現れたのだ。
いくら未曾有の国難に襲われたとはいえ、
彼らはフラウがオタク文化を政治利用することについて批判的だった。
しかし、フラウとオタクたちが、現実に日本と世界を救ったことは
認めざるをえないし、オタクたちが、これから新しい時代を築く可能性も
否定はできない。
御大たちは、このまま何もしなければ、オタク文化が
偏狭なナショナリズムにのみこまれて国家主義の手先にされてしまう
という危機感を強くもっていたため、フラウとオタクたちが積極的に
政治というより、現実社会と関わりを持とうとすることを評価することに
したのである。
結局、美倉の説得もあって、フラウとオタクたちを
今回は祝福することにし、来場したのだった。
だが、いいたい放題なのに変わりはなかった。
WWE SmackDown vs. Raw 2011
外にでれなかったオタクたちも、自宅でオフ会の映像をみながら
精一杯盛り上がった。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8623099
フラウと美倉は、獅子奮迅の働きをみせた騎女とその他の名無しさんをはじめ、
ふたぱ、 ４４ch、ニコココら、オタク達の労をねぎらうため、
フラウは真のコスプレをし、美倉は平沢進師匠に変装して、
一曲ずつ歌い、会場と世界を圧倒的に盛り上げた。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm463388
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1313005
歌い終わり、皆をねぎらった後、狂喜乱舞の宴から抜けだしたフラウと美倉は、
聖☆中野駅北口雄逞山の階段に座り、二人、黙って缶ジュースを飲んだ。
美倉は、フラウの戦いの困難さをおもい、後に最大の宿敵となる、無二の戦友の
身を案じて、「・・・一人で、大丈夫か」と、つぶやいた。
フラウは重い雰囲気を振り払うようにいった。
「たぶん、大丈夫。・・それより、そっちは大丈夫？」
美倉は重い雰囲気を振り払うようにいった。
「・・・辛いな、やっぱり。・・・だが断じて勝つ。
・・こちらは勝てばいいから、少しは気が楽だ」
（自分と違い、フラウには、勝利も敗北も許されない。
相手は、日本の中心構造であり、日本を支える巨大な柱だ。
下手に倒すと、日本全体がバランスを崩して倒れてしまう。
右に倒れようが左に倒れようが、倒れたら大惨事だ。
倒壊
しかし、おねえちゃんだけが、アカンベー・瓦ベーと戦えたように、
あの巨大最強組織と、日本を壊さずに やりあえるのは無敵の天才フラウしかいない。
心配だが、まあ、フラウならなんとかするだろう。彼を信じて、
私は自分の戦いに集中しよう）
世界は今回の瓦星独立戦争（少尉が、そう呼ぶようマスコミ各社に働きかけた）
の大勝利に大興奮していたが、フラウは「張良の罠」を破るべく
冷静に手を打っていた。
日本、いや世界最大最強の巨大親瓦組織である壮歌学会の池田ポン太名誉会長に
メールを送ったのである。内容は、あまりに短く、簡単なものだった。
「また僧俗和合ですか？」
（ry
とにかく、フラウは 優しくて いい子なのだ。
ストライクウィッチーズ
お返しのメールは、すぐにきた。今、ラララ・オーナー代行と
会談中なので、終わり次第、おこたえしますという内容だった。
フラウの顔が、曇った。ラララが来日し、池田と極秘会談をおこなうという
情報は掴んでいたし、覚悟もしていたつもりだったが、いざ現実となってみると、
ショックは大きかった。
フラウは、頭のなかをカエルが泳いでいるような顔で、つぶやいた。
（鉄のクラリスなにやってんだろう。ラララ来ちゃった・・・大事な時にマジキチ。）
（ｒｙ。
フラウを発見した三色オタクが、「あ、こんなところにいた！
池田先生がああああああああああああああああああああああああああああああ」
と叫びながら手紙をフラウに渡した。
世界中が「？？？ ！ポン太逝ったあああああああああああああああああああああ」
と大興奮した。美倉も珍しく大興奮である。
フラウの目に手紙の冒頭が、飛び込んできた。
「我が愛するニュ☆速戦士に贈る～ポン太より愛をこめて」
こうして、ニュ☆速不滅の愛唱歌が誕生したのである。
（関西をニュ☆速にしたり、適当に歌詞をかえてうたってください）
常勝
全世界が大興奮で大合唱した。歌い終わると、大歓声が爆発した。
全宇宙世界の歌姫であり、地球皇帝の娘であり、サロンのオーナー代行でもある
テラ・ワロス・ラララ・クラインが突然、あらわれたのだ！
最高に盛り上がった世界の中心で、納得いかないニュ☆速民達をみた
ラララは不敵に笑うと、急遽、ノリノリで歌い、踊りだした。
ガンダムSEED_DESTINY
地球が爆発するような、大歓声の中、ラララは、ニュ☆速民達に手を振った。
ニュ☆速民達は、あかくなって、ニューニューした。
世界中が、ニュ☆速はチョロいと感動し、全銀河が爆笑して祝福した。
全宇宙に七色の草がはえた。
大爆笑する世界の中心で、ニュ☆速民はクラスの人気者になったのである。
壷
めでたしめでたし
次回予告
え？これ魔法少女とか出てくるやつじゃなかったっけ？
そうです。御尻少女とかでてくるやつですよ
なんか雰囲気明るくねぇ？もっと、ぎゃああああとか、虚☆ェ…とか、オーファッ☆
オーファッ☆オーファッ☆ＵＲＯＢＵ☆ＩＩＩＩＩＩＩＩて話じゃなかったっけ？
基本的には、おっさん必死の煽りファンタジーですよ。
へ～、つまり、煽りは、おっさんの愛情表現なんだ。
愛情表現っていうか、みんな おっさんに もっと優しくしろっていう啓蒙というか。
・・おっさん話はさておき、登場人物のどれとどれがつきあってんの？
つきあってません。みんな童貞です
え？じゃ戦後苦は？これから、絶縁状態の娘がでてくるのに？
戦後苦は細胞分裂で増えます、○○体質的に。ちなみに美倉の娘は養女です
うーん、これで戦後苦が、おっさんなのか、美少女なのか、またわからなくなった。
次回、最終話 『大人は最高の友達。』
